2024.06.02
【施工完了】頑張りました、京都のホテルに新しい顔が誕生!?ホテルに社会福祉施設を設置しました
現場と缶コーヒー
2024年1月に施工内容の打ち合わせ
施工の打ち合わせでは、以下のようなことについて話し合います。
①施工を行う目的
用途に適した施工方法・材料を提案します。
②施工予算
どれくらいの金額を掛けられるかで、資材のグレード等を検討できます。
③施工期間
300万円〜500万円程度の工事の場合、5人程度の職人が動きます。日程調整もあり、現実的に可能かどうかを検討します。
ざっくりすると、この3つについて話し合いを重ねていきますが、
当然ながら、簡単に済むことはありません。
お客様とShuJu不動産で一緒に作り上げていきます。
①施工を行う目的に対して、②施工予算の範囲内で収まるかどうか。
③施工期間に対して、①施工を行う目的が間に合うかどうか。
これについては、大変難しいです・・・・。
10年程度しか下積みを経ていない私たちの経験値が足りてないことは否めませんが、目測のみで工務店さんやハウスメーカーさんも判断できないでしょう。
具体的に私たちが行うことは、
A:どういった完成を想像しているのか、どういった製品を希望するのかを聞き取り〜
B:建築的視座で図面に書き起こし、施工方法を確定〜
C:各業者さんと話し合い、見積もりを作成〜
D:施工スケジュールを確定〜
以上になります。
具体例
【トイレを和式から洋式に変更する】
単純な設備の変更に思えますが、この変更には様々な要素が含まれております。
まず、床の高さを揃えなければなりません。
そのため、床のタイル等を撤去し(綺麗に壁を残せない場合が殆ど)、水道管の調整をします。
この際、ウォッシュレットをつける場合は電気配線を壁に仕込まないといけません。
設備屋さんだけでなく、場合によっては床や壁を整えるために左官屋さん、人の触れる表面部分を内装屋(床屋、クロス屋)さんが施工します。
電気配線になると、当然、電気工事士さんも参戦していきます。
上記のように、
様々な職人さんと施工の話し合い、金額的な話し合いをしていきます。
2024年2月に施工計画の決定及び着手スタート
ChatGPT4oに画像生成を頼んだら、なぜか宇宙飛行士のヘルメットを被ってました。
AIにできない仕事をしている職人さんは、宇宙人なのでしょうか。。
2024年3月 施工完了
ChatGPT4oに画像生成を頼んだら、ギリ完成と言える状態の画像が来ました。
謎が深まる・・・
以上のスケジュールで今回のプロジェクトを行いました!
実際の完成写真はこちら!
ホテルの客室を如何にシェアハウスの共有ルームに適した間取りにするかが争点でした。
リビングルームといっても、食事を食べる場所、お話をする場所、くつろぐ場所、様々な用途があります。
現実的に、どこらへんまでが可能なのかを施主様と一緒に探っていきます。
『施工の仕事を請けると、施工管理担当者は缶コーヒーを2本ほど飲んでいた。
きっと、カフェインの効果を期待しているわけでなく、現場で缶コーヒーを飲むと「仕事」という感じがして、シャキッとするんだろうな。
今回の施工期間は30日でしたので、だいたい30日×2本(185ml)をコーヒを摂取しているでしょう。総合計すると、11.1リットルの摂取をしており、人間の血液は4〜5リットルと言われており、そう考えるとすごいですね。彼の血液には、どのくらいのカフェインが混ざっているのか』
こういった文章が記事のメモ書きで発見されるほど、大変な作業だったということですね笑
ホテルと施工の関係
施工時間は、施主さんのご都合や場所の環境に左右されます。
住宅街であれば音の出る工事は平日の日中(9:00~17:00)、大型商業店舗の中であれば全店が閉店した夜中(20:00~29:00)に施工をします。
他にも、
乾燥待ちで2日ほど放置しなければならない、
日付的に他の業種さんが入れるのが翌日であるとか、
様々な要因から工期が決まっていきます。
今回は、
10:00~15:00
とにかく短い!!
チェックアウトからチェックインの時間に行わなければならないという事情のため、かなりタイトなスケジュールになりそう・・・・。
【ホテルの中にシェアハウスを作る】
浴室やトイレを共同のキッチンに変更する。廊下の洗面台を洗濯機を設置する場所にしていく。
時は遡ること、元旦気分の抜けない年明け
お客様「ホテル内にシングルマザーシェアハウスを作りたいんだけど」
ShuJu施工スタッフ「ホテル内にシングルマザーシェアハウスを作りたい・・・・」
まず、弊社の感想
「シングルマザーシェアハウスってなに?」
「ホテルに居住空間!?」
とりあえず、調べてみました。
めっちゃ、意義あるやん。これはやった方がいい。
その数日後、
お客様「ホテルって許可取るの大変なんだよね」
ShuJu施工スタッフ「許可取るの大変・・・」
調べまくるのが弊社の特技
「ホテルの許可は消防・旅館業審査課で検索っと」
「結構、難しそう・・・」
とりあえず、役所に電話や!!ということになり、どういう施工なら大丈夫なのかを聞き取り開始します。
「廊下部分は消防の関係でふむふむ。動線をふむふむ」となんとか噛み砕いて、頭にインプット!!
仕様について
お客様「三つの家庭が暮らすんだよね。あ、ホテルにキッチン設備ないよ」
ShuJu施工スタッフ「建物って」
お客様「RC」
ShuJu施工スタッフ「ほ〜」
お客様「4月から入居ね」
ShuJu施工スタッフ「ふへえ」
上記のような感じで撤去祭りです。
走り出す職人たち。コーヒーの量を増やす施工管理スタッフ。加速してます。
設備の撤去、給排水の調整、換気口の新設、床や壁の修繕、仕上げ作業と中々のてんこ盛り作業をワンルーム内で行なっておりました。
20代〜40代がびっしりの部屋、動くたびに鳴る腰袋の金属、チラ見する時計の針、あまりない光景です。
完成
ホテルの1室をシェアハウス住人さんたちがくつろげるキッチン付きリビングスペースに改装しました😇
施工期間:約1カ月半
施工費用:新車一台分
施工場所:HOTEL ECCLESIA
民泊や簡易宿所等といった宿泊事業を始められる方からの問い合わせや、実際に始めるまでの施工を乗り越えてきたスタッフがおり、申請上のトラブル等がないように、最大限、役所や消防署から聞き取りを重ねることができました。
また、最大限の躯体に配慮もしており、工事内容は思ったよりもミニマルにまとまったかと思います。
宿泊事業、社会福祉事業を京都や滋賀で始められたい方、これから拡大していく方、
お問い合わせお待ちしております。
誰かの笑顔を作り出すアナタを、応援します。
お問合せはShuJu不動産まで。
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