2023.10.22
【ご成約済み】楽器相談可・3階建・屋根裏つきの激アツ物件が左京区に出現! 家賃9万でどうでしょう。
ルームシェア・シェアハウスに情熱をかける男、堀内です。
今日はなかなかレアでかつ、家賃も現実的な良物件を見つけましたのでご紹介します。
なんと、楽器相談可、屋根裏つき、3階建の物件です。
場所は田中飛鳥井町。京大のすぐ北のところです。
僕も慣れ親しんでいる土地です。物件へと向かいましょう。
あすかい病院。
たまに風邪を引くと僕はお世話になっています。
ザザンザ。
ご飯がおいしい居酒屋です。人数の多い飲み会にもオススメです。
今回の物件は、なんとザザンザの二軒となり。
すっげぇ突出しています。
隣と比較すれば3階建てだとはっきり分かりますね。
思いがけず写真にザザンザも写っています。
早速近づきます。
白を基調とした入口。
入ってみましょう。
細ながーい廊下です。
こういう間口が狭く奥行が長い「うなぎの寝床」式の間取りは、京都らしいですね。
実際どんな間取りかというとこんな感じです。
細長い直方体が三つ積み重なっていますね。
3Dスキャンで間取りを横から見るとこんな感じです。
スキャン範囲が広すぎたためか、2階3階がやや玄関側にズレてしまっていますがお気になさらず。
まずは1階
早速1階を見ていきましょう。
間口の狭い玄関において工夫された靴箱です。ありがたい。
早速手前にある4帖の部屋に入ります。
玄関側にある大きな窓から光が差し込んでいてよいですね。
いい壁だ。
僕もこういう壁に囲まれた部屋に一度住んでみたいものです。
水回りへ
ウォシュレットつきのトイレ。
嬉しい独立洗面台。
階段下には収納できるスペースと共に洗濯機パンが置いてあります。
お風呂場も綺麗ですね。
水回りはよく揃っています。
いざ2階へ……?
思えば遠くまで来たものです。
玄関がもうあんなに遠くに。
過去を断ち切って2階へとあがっていきましょう。
おっと、この窓は……
窓の外は壁ですが、デッドスペースを許さないと言わんばかりに物干し竿を置けるようになっています。
1階から2階に上がる窓の外にこんなものがついているとは。
恐ろしく効率的な工夫。オレでなきゃ見逃しちゃうね。
今度こそ2階へ
さて、ようやく2階に辿りつきました。
奥行がある。
間取り上では2階がLDKということになっていますが、全体で10帖あるということで、十分にLDKとしての役割を果たすことでしょう。
まずはキッチンをご覧ください。
見よ、このL字キッチン。
うーん、L字キッチン。
素晴らしいL字キッチンです。
リビングダイニングはどうでしょうか。
申し分なく広いですね。
エアコンもついています。
パカパカ天井収納も充実。
やはりデッドスペースを作りません。
よく見るとガスのコンセントがあります。
熱効率の良いガスヒーターが使えます。これからの寒い季節にはありがたいですね。
逆側から見ると凸と凹がくっついているみたいになってて面白い光景です。
L字キッチンならぬ凹字キッチン。
南向きのベランダを出てみるとなかなかに開けた光景です。
物干し竿をかける器具ももちろんついています。
それでは2階のおさらいです。
デカいですねえ。
そして3階へ
このような中古戸建で3階まである家はなかなか珍しいですね。
まずはこちらをご覧ください。
3階&屋根裏を一挙にスキャンしております。
個別に写真で見ていきましょう。
出迎えたのは屋根裏へと至るハシゴでした。
冒険心がくすぐられますが、ひとまずこのフロアにのみ目を向けましょう。
先ほどのハシゴもこんな遠くに。
やはり奥行があります。こちらもやはり10帖です。
お次は収納三連発です。
洋服などもたくさん入りそうですね。
窓から差し込む光も良い感じなんですが、惜しいことに3階にはエアコンがついていません。
エアコン設置のご相談はShuJu不動産にお任せください。専門の業者のツテがあります。
南向きベランダを出てみると既に物干し竿がかかっていました。
電線が張り巡らされているとどことなくエモい気持ちになるのは僕だけでしょうか。
残すは屋根裏のみ
それではお待ちかね、屋根裏に上りましょう。
ロマンと冒険に満ちた屋根裏です。
とはいえ(照明はありますが)薄暗い感じではあるので、どことなく静謐な気分に。
屋根裏で瞑想しながら気づいたことを最後に書きたいと思います。
3階建ての家は京都では珍しい……のか?
さて、この物件の面白いところは最初に書きましたように、楽器相談可・屋根裏つき・3階建です
たしかに珍しい物件なのですが、3階建て自体はおそらく京都では珍しいわけではありません。
なんとなく「京都は景観条例とかで3階建ては建てにくい」などと勝手に思っていました。
そんなことはありません(たしかに高層マンションぐらいの高さになると高さ制限がかかるのですが)。
プロとしてはデータを確かめるのが大事です。
ひとまず、「3階建て 家 割合 全国 推移」みたいなワードで検索をかけてみたのですが意外と出てきません。
似たデータとして、SUUMOジャーナルさんが「平屋の多い都道府県」ランキングなるものを出しているのは見つけました。
これを見ると下位は東京、神奈川、大阪、京都の順に並んでいます。
つまり、京都には平屋が少ない、ということになります。
なるほど、冷静に考えると人口密度が高い大都市ほど、ギュウギュウに人が詰まっているので、平屋を建てている余裕はないでしょうね。
逆に考えれば、京都のような都市においては、3階建ての戸建ての割合は高いのではないかと予想できます。
家全体に関する統計データは「住宅・土地統計調査」によって記録されているのですが、残念ながら3階建ての家の数が分かるようなデータの取られ方はしていませんでした(「1階建てか2階建て以上か」でデータが取られているので、「平屋の多い都道府県」ランキングが作成されたわけです)。
これに対して、新たに建てられる建物についてのデータは「建築着工統計調査」によって記録されています。
この調査では1階建/2階建/3階建がきちんと区別されていましたので、ざっくり割合をエクセルを叩いて出してみました。
すると、
京都府市部で建てられた居住専用住宅全体における3階建の割合は12,3%程度(2011~2022)。
一方、全国ではだいたい8%前後です(2011~2022)。
結論、京都は全国と比べても3階建て住宅が建てられる割合が高い。
ちなみに東京都市部だと新たに建てられる居住専用住宅の27,8%程度が3階建て住宅でした(2011~2022)。
4軒に1軒以上3階建てが建っていることになります。多すぎ。
グラフにするとこうなります。
全体としてもゆるやかに3階建てが人気になっているかもしれません。
マンションが高層化するのと同じ原理でしょうね。
と、そんなことに気づかされる屋根裏でのひとときでした。
楽器も弾けることを考えると、クリエイティブな家なんでしょうねここは。
家賃も9万円と現実的。
2人入居もOKです。オススメします。
京大からも近いです。京大生もぜひ内見に足をお運びください。
物件まとめ
所在地:京都府京都市左京区田中飛鳥井町113-4
間取り:2LDK
延床面積:64.18㎡
築年月:1996年12月
構造:木造3階建
アクセス:京阪出町柳駅 徒歩15分
京都市バス「飛鳥井町」停徒歩2分
賃料:90,000円
敷金:10万
礼金:15万
契約期間:2年
更新料:1ヶ月
取引態様:仲介
楽器相談可。
お問合せはShuJu不動産まで。
LINEの公式アカウントは【こちら】をクリック!
物件番号0093←お問い合わせの際にお伝え下さい!